2019年01月28日

ソロ・リサイタルに向けた錦織健のコメント!

《輝けるテノール》
錦織健 テノール・リサイタル
2019年3月17日(日)2:00pm開演
横浜みなとみらいホール


「歌って、こんなに楽しいんだ!」
誰もがそう思える極上の時間を提供してくれる
テノールのエンタテイナー、錦織健による
横浜では実に4年振りとなる待望のソロ・リサイタルが実現!
公演に向けた本人のコメントをご覧ください。

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posted by 神奈川芸術協会 at 14:55| 公演情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月14日

ツィメルマン、曲目一部決定!

2019年3月16日(土)17:00開演 横浜みなとみらいホール
クリスチャン・ツィメルマン ピアノ・リサイタル
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お待たせいたしました!曲目が一部決定いたしました!

ショパン:スケルツォ全4曲
(第1番 ロ短調 op.20/第2番 変ロ短調 op.31/第3番 嬰ハ短調 op.39/第4番 ホ長調 op.54)
ほか

誰もが認める世界最高のピアニストのひとり、ツィメルマンで聴くショパン:スケルツォ全4曲!
ショパン没後170年の節目に、最高の曲目を用意してくれました!
残る曲目も決まり次第、発表いたします。お楽しみに!
posted by 神奈川芸術協会 at 20:30| 公演情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月29日

樫本大進のインタビュー【プラハ交響楽団】

2019年1月6日(日)14:00開演 横浜みなとみらいホール
ピエタリ・インキネン指揮 樫本大進(ヴァイオリン)プラハ交響楽団

2019年1月にピエタリ・インキネン指揮 プラハ交響楽団とブラームスのヴァイオリン協奏曲で共演するヴァイオリニスト 、樫本大進のインタビューです!
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ーインキネンさんとは久しぶりの日本での共演ですね。

今年7月のリサイタルでもブラームスを取り上げたように、ブラームスをやりたいという気持ちが強くなってきました。今回はピエタリ(・インキネン)の方からの提案で協奏曲をやることになったのです。
ピエタリとは、以前から親しい仲間です。ヴァイオリンの名教師であるザハール・ブロン先生にご指導いただいた同門で、若い頃から僕が先生の住むケルンに行くたびに、彼と一緒に遊んでいました。日本での共演は、2009年に彼が日本フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者に就任した時、シベリウスの協奏曲を弾いたことがあります。欧州では何度も共演していますが、日本では久しぶりですね。素晴らしい才能の持ち主で耳もよいので、共演するのが楽しみです。
ブラームスの協奏曲は素晴らしい曲ですが、なかなか大変な曲でもあります。僕は聴いている方が好きかな(笑)。始まってからずっと長いラインが続き、最後まで行くという曲なので、うまく「ゲームプラン」を作らなくてはいけないむずかしさがあるんです。細かく途切れるものならいいけれど、ブラームスの場合は最初からどういうふうに終わるのか、考えておかなくてはならない。考えていても、いつもうまくいくとは限らないし。そういうところはベートーヴェンの協奏曲に似ています。

ーチョン・ミョンフンさんとシュターツカペレ・ドレスデンの録音もありますね(2007年)

当時は僕もミョンフンさんもゆっくりしたテンポが好きで、たいぶ重たいブラームスになっています。その後何度か、ベルリンフィルのコンサートマスターとして伴奏を経験しました。その時のソリストはフランク=ペーター・ツィンマーマン、アンネ=ゾフィー・ムター、イザベル・ファウストなど、素晴らしい方たちばかり。その経験が今度の演奏にも生きてくるんじゃないかと思っています。
コンサートマスターとして演奏するのとソリストとして演奏するのとでは、ソリストの方がある意味では気楽です。自分のやりたい音楽をやって、終わったらバイバイすればいい。うまくいけばまた呼んでもらえます。でもオーケストラの場合は、どんな指揮者が来ても自分たちの音楽をちゃんと聴かせなくてはなりません。むずかしいことですが、だいぶ慣れてきました。
ソロや室内楽とオーケストラの活動バランスは、今のところ4:6くらいでしょうか。大変な時もありますが、体力的には大丈夫です。よそでのコンサートマスターの仕事ですか? サイモン・ラトルやダニエル・バレンボイムからも誘われましたが、僕としてはベルリンフィルの仕事だけで十分です(笑)。10月の「ル・ポン国際音楽祭」の芸術監督の仕事もありますし、ソロや室内楽の演奏活動をもっと充実させていきたいと思っています。

posted by 神奈川芸術協会 at 17:27| 公演情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月09日

イル・デーヴ 全曲目決定!

2018年11月14日(水)14:00開演 横浜みなとみらいホール
イル・デーヴ IL DEVU


お待たせいたしました!ついに全曲目決定!
イル・デーヴ横浜場所(!?)お楽しみに!

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〜イタリア民謡〜
禁じられた音楽 〈テノール:望月哲也ソロ〉
泣かないお前 〈バリトン:青山 貴ソロ〉
カタリ・カタリ 〈テノール:大槻孝志ソロ〉
かわいい口もと 〈バスバリトン:山下浩司ソロ〉
かえるのうた 〈ピアノ:河原忠之ソロ〉

〜日本の唱歌〜
「ふるさとの四季」(編曲:源田俊一郎)
1.故郷(岡野貞一)〜2.春の小川(岡野貞一)〜3. 朧月夜(岡野貞一) 〜4. 鯉のぼり(文部省唱歌)〜5. 茶摘(文部省唱歌)〜6.夏は来ぬ(小山作之助) 〜7.われは海の子(文部省唱歌)〜8.村祭(文部省唱歌)〜9.紅葉(岡野貞一) 〜10.冬景色(文部省唱歌)〜11.雪(文部省唱歌)〜12.故郷(岡野貞一)

〜IL DEVU 愛唱曲〜
シューベルト:シルヴィアに
カッチーニ:アマリッリ、私の美しい人
岡野貞一(チルコット編曲):朧月夜
アイルランド民謡(チルコット編曲):ダニー・ボーイ

《日本合唱界を代表する2人の作曲家》
〜木下牧子の世界〜
ロマンチストの豚


〜信長貴富の世界〜
夕焼け
時代

村松崇継:いのちの歌

※曲目、曲順は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
posted by 神奈川芸術協会 at 15:53| 公演情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月14日

シプリアン・カツァリス、プログラミングの妙味

2018年7月17日(火)13:30開演 横浜みなとみらいホール
みなとみらいアフタヌーンコンサート2018前期
「鍵盤の魔術師 plays 動物の謝肉祭」
シプリアン・カツァリス ピアノ・リサイタル


いよいよ間近!「鍵盤の魔術師」シプリアン・カツァリスのピアノ・リサイタル!
その蠱惑的な音色は一度聴けばハマること間違いなし!

カツァリスの魅力は、公演のプログラミングにもあります。
今回のプログラムの要点をまとめてみました。

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今回は「オール・フレンチ・プログラム」、しかもバロック期から近代までの偉大な作曲家たちの関連付けを試みた、カツァリスならではの意義深いプログラムです。
まずはバロック期にヴィオラ・ダ・ガンバのヴィルトゥオーゾとして活躍し、その烈しいスタイルから「悪魔のフォルクレ」とも呼ばれたアントワーヌ・フォルクレの華麗な作品「クラヴサン組曲第4番」よりマレッラ、クレメンから。そしてフランス・バロックの大家ジャン=バティスト・リュリ(もとはイタリア人。ルイ14世の寵愛を受け帰化した。)によるコメディ・バレ「町人貴族」 よりトルコの儀式のための行進曲、パヴァーヌと続きます。当時流行していたトルコ趣味が散りばめられた意欲的な作品です。
ここでカツァリスはモーリス・ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、ガブリエル・フォーレの「パヴァーヌ」を並べます。パヴァーヌは行列を成してゆっくり踊られる舞踊だが、それぞれのパヴァーヌの聴き比べを促すあたりは、実に心憎い!ちなみにラヴェル作品は17世紀スペインの王女マルガリータを描いた絵画からインスピレーションを受けたとされ、「亡き王女」という追悼的な雰囲気ではなく「いにしえの王女」といった趣きを持ちます。

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フォーレの有名なシシリエンヌが続いた後は、フランス近代作曲家のフランシス・プーランクによる「フランス組曲」からのシシリエンヌをお楽しみいただきます。プーランクは簡素でありながらウィットに富んだ作風により、ドビュッシーやラヴェルの次の世代の代表的フランス人作曲家として今日知られています。この作品はもちろん、他にもシンプルに美しくユニークな作品がたくさんあり、ぜひ今後も聴いていただきたい作曲家です。
そしてあまり知られておりませんが才能豊かな女流作曲家、メラニー・ボニスの無言歌が続きます。セザール・フランクがその才気に惚れ、反対する両親を説得しパリ音楽院へと入学させ、フランクのクラスでドビュッシーと同窓生になったボニスです、女性作曲家が極めて珍しかった当時、心無い差別を避けるために「メル=ボニス」という中性的なペンネームで出版する等、不当な苦労を強いられた作曲家でもありました。
そのボニスが編曲を手掛けたフォーレの控えめで美しい名曲月の光、そしてクロード・ドビュッシーの代表作月の光の聴き比べも実に興味深いところ。ドビュッシーの技巧的なプレリュード、宗教的な趣きのあるユリの花、初期の代表作アラベスク第1番、ドビュッシー的な歌心満載のレントより遅くと、フランス音楽の「エスプリ」を感じさせる極上の演目で前半を終えます。

後半はフランスにおける19世紀中期最大の作曲家ジョルジュ・ビゼーの秘曲エクスターズからはじまります。先ほどのボニス作品といい、聴き馴染みある作品群に知られざる演目を組み込み私たちへ紹介してくれるのは、さすがカツァリスといったところ。次に用意されたビゼーのオペラ「カルメン」のハイライト版はカツァリス自身の編曲によるもの。誰もが知る名オペラをどのようにピアノ1台で表現するか、大いに期待したいですね!
そしてコンサートの最後を飾るのはサン=サーンスの動物の謝肉祭です。サン=サーンスは19世紀から20世紀初頭におけるフランス音楽界で作曲だけでなく教育の分野でも大活躍した音楽家で、その作風は理論的な和声法、古典的な形式が特徴ですが、この作品だけはやや趣きが違います。プライベートなコンサートのために作曲されたため、他の作曲家の楽曲のパロディや評論家への皮肉を込めたりと、日頃の鬱憤を晴らすような内容に仕上がっており、何にもとらわれず解放されたかのような音楽はある意味とても純粋で、どこまでも自由です。遊び心満載の名作と「鍵盤の魔術師」カツァリスとの化学反応は、今から楽しみで仕方がありません!
posted by 神奈川芸術協会 at 19:37| 公演情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする